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fumi
homare
「競輪選手になりたい」
「でも、何をどうしたらいいのか全くわからない」
このような人へ、元競輪選手のhomareがくわしく解説します。
この記事で、競輪選手になるための道筋がわかるはずです。
目次 非表示
競輪選手になるための5ステップ
STEP1.愛好会に参加する
「競輪選手になるにはどうしたらいいのか」
「何をどうしたらいいのかわからない」
このような人はまず「愛好会」に参加しましょう。
「愛好会」とはアマチュア(競輪選手の卵)が集まる練習会のことです。
「愛好会」の参加日時などがわからない場合は、各競輪場のある都道府県の「日本競輪選手会」に電話してください。
もし「愛好会」が存在しない県の場合でも、選手会の人がどうしたらいいか教えてくれるはずです。
では、どの選手会に電話すればいいかというと、自分が住んでいる県の選手会になります。
住んでる県に競輪場があれば、その県の選手会に電話をしてください。
競輪場の無い県ならば一番近い競輪場のある県の選手会に電話をすれば大丈夫です。
電話番号の調べ方は「日本競輪選手会〇〇支部 電話番号」などのように調べれば出てきます。(〇〇には都道府県名が入ります。)
また、身近に競輪選手がいるならば直接聞きにいくというのも1つの手です。
知り合いに競輪選手がいるならば、聞いてみましょう。
STEP2.弟子入りをする
競輪界には師弟制度があります。
必ずしもすぐに弟子入りしなければいけない事はありませんが、競輪選手としてデビューする際には師匠が必要です。
私の意見としては、なるべく早めに弟子入りする事をオススメします。
なぜかというと、弟子入りする事で競輪選手になるための練習を教えてもらえたり、現役選手と一緒に練習できます。
また、バンク(競輪場)に練習で自由に入る事も可能です。
競輪選手になるためのいろいろな面倒を見てもらえるので、早めの弟子入りをオススメします。
STEP3.日本競輪選手養成所に入所する
競輪選手になるためには、日本に1つしかない「日本競輪選手養成所」に入所する必要があります。
日本競輪選手養成所の受験資格は「男女ともに国内に居住していて、入学時に17才以上、高校卒業と同等以上の学力を有するもの」ということだけです。
年齢制限の撤廃により、何歳でも受験可能になりました。外国籍の方も受験できます。
入学試験には、「一般入試」と世界規模の自転車競技をはじめとする様々なスポーツの成績優秀者が対象となる「特別選抜入試」の2種類があります。
ほとんどの人は「一般入試」を受験するわけですが、「一般入試」の中にも「技能試験」「適性試験」の2種類がありどちらかを受験します。
試験内容は次の通りです。
【1次試験】
- 技能試験:200m、1000mのタイムトライアル
- 適性試験:垂直跳びと背筋力の測定、柔軟性を検査
【2次試験】
- 技能試験:身体検査と人物考査
- 適性試験:身体検査、人物考査、台上走行試験装置(エルゴメーター)を使った最大パワー及び最大回転数、平均パワーの測定
全国から競輪選手になりたい人が受験するので、合格するのは簡単ではありませんが選手になるためには必ず通らないといけない関門です。
STEP4.資格検定に合格する
日本競輪選手養成所に入所して、卒業間近になると国家試験である「競輪選手資格検定」を受けます。
この資格検定に合格しないと競輪選手にはなれません。資格検定は誰でも受験可能ですが、養成所の生徒しか合格した事例はありません。
ですので、日本競輪選手養成所に入所するのが絶対条件となります。
STEP5.競輪選手としてデビュー
「競輪資格検定」に合格し、「日本競輪選手養成所」を卒業したあとは、全国にある日本競輪選手会の各支部に所属します。
所属地区は、出身地や師匠と同じ支部を選ぶことが一般的です。
その後、選手登録が行われ「選手登録証」と「選手手帳」が交付され、正式に競輪選手となりデビューとなります。
まとめ
ここまで競輪選手になるための「5ステップ」を説明してきました。
まとめると下記のようになります。
- 1.愛好会に参加
- 2.弟子入り
- 3.日本競輪選手養成所に入所
- 4.資格検定に合格
- 5.デビュー
この流れに沿った方が、スムーズに競輪選手へと近づくのではないでしょうか。
この記事を読んで、未来の競輪スター選手が生まれ、さらに競輪界が盛り上がっていけば幸いです。
homare